OLIVER GOLDSMITH – “MANIACS”
英国のトラディショナルかつ、時代を超えた新鮮さを感じるコレクションを発表し続けている【Oliver Goldsmith / オリバー ゴールドスミス】。今回はContinuer Inc.がリコメンドし続けてきた本ブランドの中でも特徴的なディテールを持つ、”マニアック”とも呼べるモデルを一挙にご紹介いたします。
1935年よりビジネスに加わった2代目オリバー・ゴールドスミス(チャールズ)が60年代にデザインした2モデル。リムのカッティングや智の張り出し、内径と外形のラインの違いなど、随所にブランドらしさを感じられるプロダクトに仕上がっています。
直線的なラインと曲線的なラインが混ざり合う、特徴的なウェリントンシェイプ、「SEG」は6mm生地をベースに上リムを窪ませることで立体的なカッティングを表現しています。
スクエアシェイプをベースに特徴的なカッティングやリムライン、さらにはそのカラーリングによって顔周りに程よくアクセントを与えてくれる2本は60年代〜70年代に3代目オリバー・ゴールドスミス(アンドリュー)によってデザインされたモデル。
クリアグリーンのカラーが映える「MARCHIONESS」は一見ベーシックなスクエアフレームですが、垂直なラインによるブリッジのデザインやアウトラインとレンズシェイプを異なるラインで構成したフロントのデザインなど、個性的なディテールをバランスよくコーディネートした、ブランドのこだわりが窺えるモデルです。
肌馴染みの良いクリアカラーが顔周りで印象的なモデル。3代目オリバー・ゴールドスミス(アンドリュー)がデザインした2型は同ブランドらしく、透けたカラーでありながら、抑揚のあるリムラインや玉型の形作るシェイプ自体もそれぞれ特徴的な趣があります。
「PANGO」はスクエアをベースに若干ティアドロップさせたような独自のシェイプやフロント上部の斜めに入ったカッティングなど、立体的で個性が光る名品。黄色味がかったクリアの「Desert」は掛け手のスタイルやバランスによってクールにもナードにも印象を変えるモデルです。
2代目オリバー・ゴールドスミス(チャールズ)が60年代にデザインを手がけた印象的な多角形のメタルフレーム。細いメタルフレームを多角形で表現することで知的でありながらも程よい存在感を感じられるモデル。厚みのあるセルフレームに施されたカッティングなどが特徴的な本ブランドですが、シンプルな細身のメタルフレームにもブランドの独自性や美意識が感じられるのも〈オリバー・ゴールドスミス〉の魅力の一つです。
そのシェイプの通り「Diamond」と名付けられたモデルは、スマートさとクラシックでユニークな印象を同居させたようなモデル。
ボリューム感のあるフレームに滑らかな曲線とその存在感をより際立たせている曲智や3ピンカシメ。その美しいリムラインと独特な佇まいはブラックカラーによって顔周りでより存在感を放ちます。かつて、若き日の「マイケル・ケイン」が作中で掛けていることでも知られる、本ブランドの名作の一つです。
特徴的なカッティングと一際存在感を放つボリューム感によって〈オリバー・ゴールドスミス〉の魅力が存分に感じられる2型は1960年代に3代目オリバー・ゴールドスミス〈アンドリュー〉の手によってデザインされたモデル。ブランド定番カラーの一つでもある鼈甲柄は抑揚のあるフレームをクラシックで落ち着きのある印象にしています。
膨大なアーカイブから復刻され続けている、〈オリバー・ゴールドスミス〉。その多彩な魅力を持つコレクションはフレーム、カラーによってもそのバランスを変えますが、どのモデルにも一貫して「ブランドらしさ」を感じさせてくれるようなプロダクトが展開されています。今回ご紹介できなかったモデルも含め、Continuer Inc.各店では多数ご覧いただけますので、ぜひ店頭にてお試しください。
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