FEATURE|NEW METAL
A Step Beyond “Classic”
-Metal With a New, Refined Mood, Offering a Fresh Perspective-
“クラシック”のその先へ
新たなムードを有したメタル
コンティニュエとして新しい兆しを顕著に感じているのが、通称 “NEW METAL”。「ニューメタル」とはコンティニュエが考えた造語です。それらを指すプロダクトの特徴としては、総じて「新しさ」、それは現代的でもあり、また、これまでにはないムードを持つものとも表現できますが、単に昔のデザインそのものや製作における手法をリファレンスにし過ぎていないメタルフレームをカテゴライズして、そう呼んでいます。例えば、デザイン史には確かにある型をベースとしつつも、極めて現代的な素材使いや玉型の大胆なアレンジなど、最新の技術力とデザインセンスを駆使して製作されたメタルフレームたちは、どこかシンプルで大人しいクラシックなフレームに比べ、掛け手の表情を華やかに飾るインパクトを持ち合わせていると思います。加えて、アイウェアの製作者、掛け手の両者が今、新しい何かを求めているという事とも関係がありそうです。直近の展示会でも各ブランドから、そういった特徴を持つモデルが発表されており、その存在感が増してきた印象。次なる潮流として引き続き注目しています。
今回は、コンティニュエが今気になる「メタルフレーム」をブランド横断でセレクト。新鮮さを感じるメタルフレームをぜひ各店の店頭でもご覧ください。
大ぶりゆえの存在感と多角形のシェイプを取り入れたファッション性豊かなダブルブリッジは〈YUICHI TOYAMA.〉から。そして、リムを甲丸で仕上げ、ラウンド型のシンプルさに高級感を伴った立体的な造形を付与した〈YUICHI TOYAMA:5〉の新作メタルフレーム。ともにコンティニュエ日本橋でスタートするフェアにて12月6日(金)より展開。ひと際上質さが際立つ〈10 eyevan〉の最新作。一般的な厚メッキよりもさらに厚い、6ミクロンの純銀メッキモデルはコンティニュエ(恵比寿本店)にて11月30日(土)より先行発売がスタート。
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トレンドであるオーバル型を、美しく剛いチタン製のシートメタルで仕上げた〈10 eyevan〉の「V」シリーズは、12月中旬に各店で発売予定。本格的に日本に上陸した〈PETER AND MAY〉からは、スクエアをベースに多角形のムードを備えたポップなニュアンスのメタルフレームをピックアップ。12月7日(土)よりコンティニュエ(恵比寿本店)でスタートするトランクショーにて受注可能。ミリタリームードのあるバーブリッジをサイジングやシェイプでモダンにアレンジした〈EYEVAN 7285〉のモデルも年内に発売予定。
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薄いステンレスを用いた繊細な造形美とそのデザイン性の高いシェイプデザインからファッションシーンを中心に人気を博すドイツの〈HAFFMANS NEUMEISTER〉。モダンで美しいモデルが多数存在する中、今回はやや大ぶりなモデルを中心にピックアップ。コンティニュエ(恵比寿本店)を中心に、ザ・パークサイド・ルーム(吉祥寺)でも展開中。
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こちらもプレステージライン〈YUICHI TOYAMA:5〉から発表された最新作。前作のアセテートコレクションでも採用した「インサイドアウト」を踏襲し、表面と裏面でシェイプや意匠を変え、またリムには甲丸の滑らかな面を設けることで生まれる立体感を楽しめる意欲作。クラシックとは異なる趣のダブルブリッジフレーム。
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〈EYEVAN 7285〉の新作は“ニューメタル”と感じるモデルが豊作。どことなくダブルブリッジにあるようなシェイプをシングルブリッジでまとめることでシンプルながらどこか新しいムードを備えたメタルフレームが完成。〈MASAHIROMARUYAMA〉からはブリッジをツイストする事で、プロダクトにアート性をもたらしたメタルフレームをピックアップ。絶妙に左右非対称なデザインもブランドならでは。
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