歴史ある英国アイウェアブランド＜OLIVER GOLDSMITH / オリバー・ゴールドスミス＞の創設100周年を前に、ブランドとContinuer Inc.が共同で製作したリミテッドエディション「OLIVER GOLDSMITH for Continuer｜CELLULOID no core」。本記事ではその特別な仕様をインラインのセルロイドモデルとともにご紹介いたします。

＊現在、Continuer（恵比寿本店）とCONTINUER NIHOMBASHI（日本橋）の2店舗では本別注モデルの先行受注会開催中。2025年1月11日よりContinuer Inc.各店で発売開始。

今回ベースとして選ばれたモデルの一つ、「CONSUL-s」は1950年代に発表され、その完成度の高いデザインゆえ、以降に登場するアイウェアデザインにも多大なる影響を与えたであろう、ブランドのマスターピース。肉厚で滑らかな曲線と太さに抑揚を持たせたシルエットが特徴的なスクエアウェリントンシェイプで、コンティニュエでもリコメンドし続けてきた定番モデルです。インラインでも素材として採用されているセルロイドは美しい艶感や色合いを放ち、その特徴的なシェイプをさらに上品な佇まいにしています。

元々太さのあるフォルムが魅力のモデルですが、別注の両モデルではより強い存在感を放つ「8mm」厚のセルロイド生地を本企画限定で使用し、クラシック&エレガントなムードがさらに増した仕上がりに。また、「CELLULOID CONSUL-s nc」では生地厚が増したことで智が張り出し、シャープな印象に感じられます。

もう一つのベースとなったモデル「SHEPPERTON」はヨーロピアンクラシックなムードが漂う、ラウンドシェイプ。ヴィンテージライクな肉厚さと丸みのあるフォルムがパーソナリティを十分に引き出してくれます。また、セルロイドの硬質な質感は存在感をより際立たせています。

奥行きや立体感を生む「8mm」厚のセルロイドとともに両別注モデルで採用された仕様として、日本国内でも限られた工場と職人のみによって製作される、生産の難しい「ノーコア（ノー芯）」と呼ばれる伝統的な製法を用いています。セルロイド本来の美しさを存分に楽しめる仕様で、特に透明感を伴ったクリア系のカラーは「ノーコア」のディティールをより感じていただけます。

インラインモデルではゴールド色の蝶番を採用しており、ブランドらしさのあるパーツカラーですが、今回の別注モデルではブランド初期のモデルにのみ使用されていた洋白無垢素材を採用。細部に至るまでこだわりの詰まったリミテッドモデルが完成しました。

ブランドの長い歴史の中で愛されてきた両モデルに新たな魅力を宿した＜OLIVER GOLDSMITH for Continuer – CELLULOID no core＞。品質の優れた「セルロイド」という素材の希少性に加え、「ノーコア」を生み出す製造過程を考慮しても、とても貴重で今後再生産未定のモデルです。ぜひ店頭にてお試しください。

OLIVER GOLDSMITH for Continuer CELLULOID

CONSUL-s no core / SHEPPERTON no core

2025.1.11＜SAT＞ LAUNCH