12 homemadeのすすめ
Continuer各店でリコメンドしているブランドのひとつに【12 home made】がブランドがあります。このブランドは国内でも珍しい、ひとりの作り手がつくる「ハンドメイドコレクション」であるという特筆すべき点を持っていますが、今回はもっと主観的な目線でご紹介出来ればと思いBlogを作成しました。ご興味ある方はぜひご覧ください。
◼️ブランドについて
一般的な眼鏡製作では分業制が主ですが、同ブランドでは、数々の眼鏡メーカーでキャリアを積んだ土屋潤氏が、デザインから切削、磨き、組み立てといった眼鏡製作におけるほぼ全ての工程を一人で行い、一本いっぽん丹念に仕上げています。ほぼ全ての工程を1人で行う為、月間の生産本数も50本前後と限られています。ブランド名にもなっている“12”は時計の文字盤の0を意味しており、「独立した当時の初心を忘れない」という思いが込められています。製造場所は愛知県清須市。土屋氏の地元であるこの場所に工房を構え、日々ハンドメイドのアイウェアが製作されています。
◼️ハンドメイドによるクラフト感を味わう
土屋氏の「手」の感覚を元に調整されていくフレーム。まずは、自らが引いた図面をもとに、マシンを使ってアセテートの板からフレームを切り出します。そこに熱を加えて、顔に沿うよう曲面を作り、そこからは道具を変えながらも、ひたすらに表面をなめらかにしてツヤを出す作業を繰り返します。そうすることによって見た目にも水を湛えたような美しい艶が生まれるのです。
この磨き込まれた滑らかな造形が特徴的な土屋氏のコレクションですが、その中でも特徴的なのが、氏が好んで製作する生地厚をしっかりと持たせたフレーム。一般的な肉厚のフレームはその太さから硬いかけ心地になりがちですが、土屋氏の手によって作られた丸く膨らみのあるテンプルエンドや、厚みが調整された柔らかなしなりのあるテンプルは、肌にしっとりと優しく馴染むかけ心地で、見た目ほどの重さは全くなく、むしろおひとりお一人に合わせたフィッティングさえ出来れば、優しく包み込むようなホールド感で愛用していただけます。
◼️オリジナリティあるデザインに注目
またデザイン面でも”12”home medeらしいオリジナリティが表現されています。Continuer的オススメスタイルが、ヨーロピアンヴィンテージを思わせるデザインを再解釈したコレクション。肉厚で存在感のあるアセテート素材を活かしながら、抑揚がついた迫力あるラインを形成。ヴィンテージのエッセンスを踏襲しながらも、より現代的に伸びやかなラインをハンドメイドで表現しています。そういった細部まで気配りされた抑揚のある曲線で形作ることで、素材の主張を残しながらも顔なじみの良いフォルムが実現しているのだと思います。
ミドルサイズのモデルは男性がトラディショナルなスタイルに合わせても上品にまとまりますし、コンパクトなサイズ感は女性の方にも愛用していただけます。”小ぶりな肉厚フレーム”は他ブランドを見回してもあまり多くないので、そういったムードのフレームを探している方にもたいへんオススメです。
◼️リコメンドメモデル
For men
↑ヴィンテージフレームを思わせる肉厚で伸びやかなラインとエッジを立たせたカッティングが特徴的なモデルです。太いだけではない“大人”らしさを感じます。
For Ladies
↑フレームの存在感がありつつも、丸く柔らかいシルエットと小さめなレンズサイズなので、女性の方にもちょうどよく掛けて頂けます。
Exclusive
↑コンティニュエでは土屋氏に依頼し、バイカラーモデルも本数限定で作製していただきました。どのモデルも1本限りのスペシャルカラーとなっています。
以上のように、アイウェア製作における確かな技術と純粋な想いが豊かな表情を作り出し、落ち着きと上品さを感じるコレクションを発表しているのが”12” home made。日々肌に触れるものだからこそ日常の中で永く使いたい眼鏡だと思います。ぜひ一度お近くの店舗にてお試しください。
取扱店舗
Continuer(恵比寿)
CONTINUER NIHOMBASHI(日本橋)
The PARKSIDE ROOM(吉祥寺)
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